2011年10月19日水曜日

東北の友人からの手紙。いのちを繋いでいくこと。自然とともに暮らすこと。市民の放射線測定室開設について。


東北に住む僕の古くからの友人佐藤光夫さん円さん夫妻から手紙が届きました。
とても大切な内容だと思ったのでこのブログで紹介させていただきます。(ブログの最後に手紙をのせてます。)

夫妻は以前、野草舎という出版社で働いていました。(縄文杉のある屋久島の山中に白川山という
集落を再生した詩人の故山尾三省氏の出版物等も出した出版社です。)
その夫妻からの放射線測定室支援の呼びかけのメーセージです。

夫妻は蔵王連峰、宮城県七ヶ宿(福島県北部県境)に住み、炭焼きや有機農業を行っています。
夫妻は震災と原発災害から地域で住民を救け合う、『放射能から命を守る宮城県南部の会』に参加し、
宮城県南部で有志を募り『みんなの放射線測定室』を開設しました。食品、土壌などの放射性物質の
有無を測定できる高額な機械を購入し運営するために、支援金を必要としています。

その夫婦からの報告で一つ明るい報告があります。有機農業等で微生物やEM菌等の菌類を
しっかり育てた農地のみで可能なのですが、それら微生物が放射性物質を優しく包み、植物(作物)を
放射能から守る能力があるとの内容です。日本の甘い放射能基準値内という話では全くなく、
その農地での梨等の農産物の公式の放射性物質検査結果が
ほとんどゼロ(不検出)にという驚きの報告でした!!!!

ご夫妻の友人、福島市内にある有機農業を営む大内さんの果樹園の梨を、公の放射能検査に
出したところ、検出不可能(不検出)と出ました。検出限界1bq(1bq未満の時に未検出となる測定機械)
で、ヨウ素、セシウムともになんと不検出だったとの報告です。有機農業を行い、10年来、
EM菌やその他の微生物で土地づくりを行ってきた結果の様です。同じく福島市内の微生物
で有機農業を行ってきた夫妻の友人の農家の葉菜なども不検出という報告が出ています。
詳しくは(http://hakutan7.blog.fc2.com/blog-date-201109.html )
原発災害付近の東北の農産物は実際今放射能汚染で深刻な状況の中、明るい光明を見た
気がします。その彼らが、高度な放射能測定器を持ち市民皆が使える測定室を作るのは、
とても有意義なことだと思います。

僕自身も、日本の食品の放射能基準の非常に甘い農産物流通には反対であるし。世界中が脱原発に
向けて動くことを心の底から祈ってます。だからこそ、今後の地球規模の放射能汚染の問題に向き合う、
ご夫妻やこの方々の放射能汚染の無い農産物を生み出すというこの試み、更に、原発災害の後、
厳しい状況でありながら、自然との共生を目指すこの行動に深い敬意を感じます。


同時に如何に体内に入ってしまった放射性物質を体外に排出するかという方法にも佐藤夫妻は
取組み、炭の粉を毎日食事後に少量取る事を地域の人達と共に続けています。
これはチェルノブイリ事故の時、ヨウ素剤を嫌がって飲まない子供に、老人が炭をすり潰したものを
飲ませていたのを、学者たちが調べたら、子どもの排せつ物から、多くの放射性物質が排出された
事から発見されたことです。他にもさまざまな方法で、夫妻は研究されているので一度是非その
ページを読んでみてください。

・通産省が放射能汚染の食品流通管理にお手上げ状況なのが事実の中、放射能の入っていない
食品を選ぶのがとても難しい状況になっていると思います。フランスでも原発事故が先日ありました。
自分で炭を服用していないと人には勧められないという思いもあり、僕もこの炭の粉の服用を先月
から始めました。(詳細 http://suminochikara.web.fc2.com/fukuyou_jissai.pdf ,
http://suminochikara.web.fc2.com/bougyo/hibakufree_index.html )


以下は、佐藤さんご夫妻からの友人知人への手紙です。測定室支援の呼びかけなど、ご支援ご協力いただけたら嬉しいです。
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山の樹々の葉の色が、かすかに透明感をなくし、充実感を増したような色になりつつある七ヶ宿です。
秋への営み確実に進んでいます。皆さんいかがお過ごしでしょうか。七ヶ宿の我が家は事故原発から
90キロ北西に位置します。
さて、この度の福島原発事故によって、膨大な量の放射能が世界に拡散され、放射能と深く向き合う
ことを余儀なくされた暮らしがこれから続くことになってしまったわけですが、そんな「放射能時代」を
生き抜くために、宮城県南部の有志で「みんなの放射線測定室」を開設することになりました。食品、
土壌などの放射性物質の有無を測定できる高額な機械を、とりあえず8名の運営委員でお金を出し合い
購入することになりましたが、今後の立ち上げのための準備、運営などにもまだまだ資金が必要であり、
ご縁のある皆さんに支援のカンパをお願いする次第です。
ぜひ皆さんの想いを、力を重ねて下さい。余裕のある方は、ぜひ周りにも広めていただけると
ありがたいです。

お振込み先( 通信欄にカンパと明記して下さい)
郵便振替口座 02290-1-118178
加入者名 みんなの放射線測定室
<連絡・問い合わせ先>
[放射能から命を守る宮城県南部の会:きんじょすくいの会]
http://tamaky.com/kibou/ 北村みどりkatasato@khaki.plala.or.jp


チェルノブイリ原発事故の後、数百キロ離れたドイツでも、同様に市民による放射線測定室が数多く
開設されたという話を聞きました。日本でもこれから各地に同じような動きが広がることは必至だと
思います。
空気や水に国境がないように、放射能にも国境はありません。私達が招いたこの困難の中で、
より幸せに、より仲良く、より明晰に暮らし、すべてに感謝しながら、いのちを繋いでいくことを、
切に切に願っています。どうか、ご理解ご協力よろしくお願い致します。


「みんなの放射線測定室」のブログサイト (日本語、英語)
http://sokuteimiyagi.blog.fc2.com/


[放射能から命を守る宮城県南部の会:きんじょすくいの会]
http://tamaky.com/kibou/

七ヶ宿/佐藤光夫・円


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七ヶ宿の白炭/佐藤光夫
〒989-0500宮城県刈田郡七ヶ宿町字侭ノ台100-2
URL http//:ww5.tiki.ne.jp/~hakutan7sato/
e-mail hakutan7sato@mx5.et.tiki.ne.jp

炭焼一家のしてること~環境汚染時代、放射能時代を生き抜くために
http://suminochikara.web.fc2.com/

ブログ山通信:七ヶ宿から
http://hakutan7.blog.fc2.com/

「森に炭をまこう」水守人の会のサイト 
http://mizumoribito.web.fc2.com/

水守人の会のブログ(最新の活動報告、案内)
http://mizumoribito.blog133.fc2.com/
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写真/ 山通信:七ヶ宿から炭焼と自然生活 より 
七ヶ宿の自然。美しい紅葉の時期です。



じねん舞踏秋の通信から 10月竹之内淳志パリ公演のお知らせ


お久しぶりです。皆様いかがお過ごしでしょうか。
僕と小宮は2月末日に日本に到着し、震災時の日本に3か月間と少し滞在し、6月頭にヨーロッパに戻りました。その後連続で公演やワークショップが続き、まさに10月まで一呼吸で4ヶ月が過ぎて行った感じです。久しぶりに皆さまに通信をさせていただいてます。

ここ数ヶ月間ヨーロッパの国を巡り、様々な国でのデモが起こり、民主主義と言っていた国が、警察を使い、市民を抑え、検挙し、政治は政府の利権のため動いているのを、直に様々な国の友人たちから聞きます。肌で直にヨーロッパの国々も揺れているのを感じます、きっといま世界中が揺れているのでしょう。
如何なる時代が待ち受けているのかと不安にもなりますが。踊ることが僕の唯一の自由に向かっての表現だと信じ、今ここで生きているのを大切に踊って行こうと思います。

下記は、6月から秋までの活動報告です。

-6月パリ公演『記憶の海』で舞踏フェスに参加、これは日本での4月東京公演、5月豪雨の中の、静岡の樂土舎と安倍奥公演に続く形で、日本から音楽家の長屋和哉さんにも参加していただき、小宮 広子と共に上演。その後長屋氏と小宮はポーランド4都市コンサートツアー。
-7月恒例のイタリア、ポンタデラ市での一カ月集中じねん舞踏ワークショップ。
-8月ドイツベルリンから北にあるブローリンにて吉岡由美子とデルタ・ライの主催する舞踏ワークショップフェス、『eX...it! ’11』に舞踏家のAlessandro Pintus、岩名雅記、デニス・フジワラ、ケン・マイ(ケン五月)、石川さちこ、タカシ岩岡、Bataritaと共に参加。ワークショップ参加者と共に、僕は振付でBataritaと組みフィジカルシアターと舞踏を組み合わせた作品を創作。 

-8月末、アテネの円形劇場でギリシャ神話を主題にした内容で、ギリシャのコンテンポラリーダンスグループ "syn + ergasia"の公演に参加。
-9月フランスピレネー山脈山中の自然の中での舞踏ワークショップ。
-9月から10月にイギリスのブライトン近郊の2か所の太古の遺跡のある場所にて、パフォーミングアートグループのRed Earthの公演プロジェクトに参加。(先日のブログに写真アップしています。)

 

現在10月はパリの天理日仏文化協会開設40周年行事にて、1週間連続で2本のソロ公演を上演することが出来る運びになりました。


Paris天理日仏文化協会開設40周年記念 
竹之内 淳志 JINEN舞踏公演

3月11日に起こった東日本大震災と福島原発事故から3か月間を日本で滞在し、東京、京都、大阪、神戸、静岡にて公演活動を行った竹之内淳志と音楽の小宮広子がともに送る2本の舞踏公演「じねん - 千の滴、千の花 -」「Stone」。地球からもらったこの生命を慈しみ、生と死を超えて祈る、生命の踊り、JINEN舞踏を天理日仏文化協会開設40周年行事にて上演。

演出、舞踏:竹之内 淳志
音楽 : 小宮 広子 (水、石、竹、鈴、声、他)
照明 : Margot OLLIVEAUX



『 じねん - 千の滴、千の花 - 』
2011年10月17日(月)〜19日(水) 20時30分開演



降りしきる千の雫、
どうぞ母なる大地よ、その雫を抱き留めて、
千の花を産め。
一本の樹の様に。
 
目を閉じて、深く呼吸をする、、、、生きているこの身を感ずる。
生きている今に、深く感謝する。
 
2011 年3 月11 日に起った、東北での地震原発災害で多くの人が住む場や仕事、そして命までも
失いました。もし、東北では無く、大阪京都が震源であったら、自分たちがその立場になっていた
のかもしれません、、、。助かった、、、でも大きな痛み感じるその時、私の心の中によぎった想い、
それは、被災された人々は私たちの代わりに様々な苦難や苦境に面し、そこで生きている。
命を落とされた方々は、今息をする私たち皆の代わりに逝かれたのかもれない。
同時に、私たち皆が一本の大きな樹であれば、私たちはそのカラダの一部を失っているのだろう。
 
そうすると、世界中様々な地域で起こる、
天災や戦争で被災されたり亡くなっていった人も動物も植物も
今息をする私たち皆の代わりに命を失い同時に、
それはきっと一本の樹の様に、私たち自身の痛みなのだろう。
 
もし、父母や祖父母が存在しなければ、祖先が存在しなければ私たちは存在していない様に、
私たち全ての生命の遙かな祖先の根をたどれば一本の樹の様に繋がっている。
だから、体の一部を失っていくように痛むのだろう。
 
そして一本の樹の根であった祖先が私たちの生命を作ってくれたように、
逝かれた全ての生命の、一生を懸けた努力の上に、私たちは生かされている。
それが私たちのこの生命であれば、
天災で命を失っていく生命もこの樹の新緑の葉や地中深い根であったのかもしれない。
そして、樹である私たち全てに生命を送り、私たちを育ててくれたのだろう。
私たちは亡くなっていく生命に生かされ、同時にこの樹の様に私たちのカラダの一部を失って
痛いのだろう。私たちは忘れているが、一本の樹だったのだ。
 
だから私は踊りたい。
私たちを生かしてくれて、同時に私たちの一部であった生命を思い出したいのです。
そして痛みを越えて樹が花を産む、生命たちの全てが生命を懸けて育むその花に
一瞬でも触れてみたいと思うのです。
天から千の雫が落ちる、
その無数の雫は、樹に生命を与え、花をあたえる。
無数の雫が天から落ちる。
 
                                        竹之内 淳志



『”Stone ” - 僕は石、宇宙のかけら –』
2011年10月20日(木)〜22日(土) 20時30分開演

1996年より日本中を3年半あらゆる自然のもとで野・山・海…・・で感じたままを踊りにしてきた竹之内が一つの石をテーマにした作品をつくった。この作品は1999年6月韓国ソウル・シアターゼロで行われた韓日ダンスフェステイバル招待作品と初演。その後、京都、パリ、アビニヨン、ワルシャワ、ニューヨーク、ウィーン、プラハ、オスロ(ノルウェー)、ベルリン、ミンスク(ベラルーシ)、大野一雄舞踏研究所(東京)、イタリー、ベイルート(レバノン)、ポンディシェリ(インド)、ロンドン等で上演を続ける。



石とは長い時の中で形成されたものであり
以前は地表にある土であったものが積み重なって深い地層の場所で岩になったものが
また地表に現れくだけ、人の手に持てるほどの石になった
以前土であった石は内部に植物の種や数々の小さな生物がふくまれていたはずだし
それを食べていた動物たちの死骸の一部であったりもするはずだ
そこに根を張った木は太陽の光とその土から栄養をうけて大きく育つ

このように小さな石でありながら長い時間をさかのぼっていけば 
小さな石は 地球の全てと繋がっているひとつの証しである
その小さな石の過ごしてきた過去と未来を踊る










2011年10月13日木曜日

Report the Chalk in UK & October17-22 Atsushi Takenouchi Butoh Spectacle in PARIS at Espace Culturel Bertin Poiree !!

I just finished the tour in UK and got back to France.
In UK, I  joinned the CHALK project ( project by Red Earth), which was performance journey in the hidden landspace in a primordial valley on Harting Down in Sep, and now ended up the 2nd performance within the Bronze age enclosure on Wolstonbury Hill with audience.

I danced travelling through Red Earth sculpture installation  and a soundspace of horns, bronze percussion, and the voice of Russia, Macedonia, the South Downs. Also it was truly beautiful collaboration with Mongolian singer Badamkhorol Sandandamba.
                                                                                       photo by Pawl Winter
 
                                                                                                                                   photo by Pawl Winter

                                                                                       photo by Pawl Winter
                                                                                                                                   photo by Pawl Winter
                                                                        photo by Pawl Winter
                                                  photo by Pawl Winter
                                                  photo by Pawl Winter

By dancing on these site there, my body felt directly deep connection between the local people and the land since ancient time. How people cared and respected and loved their land, the earth, and lived within through lifetime. Also I could say whole life including the nature, animal, living life and the land.  
Our contemporary time now, we people easily put a side this relationship with the land, with the earth.
We have forgot many prescious memory hidden in our blood, hidden in the nature.
Now we have to get back this important key to open the memory to connect once again, love once again, and share once again...


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Here below, we would like to announce our up coming information in October. Soon we perform 6days " Mille gouttes, mille fleurs ( Thousand drops, Thousand flowers ) "  and " STONE ".
New creation piece in the spring this year after earthquake in Japan, and our principal piece which we've performed for this 12 years.    
We are very happy to meet you there at our performance.
looking forward to sharing dance and music . Thank you very much for reading.

spectacle

solo Atsushi Takenouchi JINEN Butoh   in Paris
for 40 years anniversary of
ASSOCIATION CULTURELLE FRANCO-JAPONAISE DE TENRI

17,18,19 Oct 2011  à 20h30  
 " JINEN " -Mille gouttes, mille fleurs
20,21,22 Oct 2011 à 20h30  
 " Stone " 
more info >>> www.tenri-paris.com/art/spectacle.html


Danse et choégraphie : Atsushi TAKENOUCHI
Musique : Hiroko KOMIYA(voix, percussion, objet sonore)
Lumière : Margot OLLIVEAUX

" Mille gouttes, mille fleurs "

C’est le tremblement de terre recent du Japon
qui m’a inspire cette choregraphie.
Terre-mere,
Retiens en ton sein ces milles gouttes tombees des cieux
Et transforme-les en mille fleurs.
A cet instant, nous existons et je rends grace a cette vie. En mars de cette annee, du fait du tremblement de terre dans le Nord du Japon et de la catastrophe nucleaire qui s’en est suivi, des milliers de personnes ont tout perdu. Si ce tremblement de terre avait eu lieu dans la region du Kansai, j’aurais sans doute moi-meme vecu ce drame. L’idee que j’ai depuis a l’esprit est que ces victimes vivent dans de terribles conditions a notre place et que tous ceux qui ont peri alors sont peut-etre morts a notre place. Partout dans le monde la ou il y a des guerres ou des catastrophes naturelles…oui, c’est peut-etre a notre place qu’ils souffrent ou disparaissent, tous ces hommes, ces animaux, ces plantes…
Voila pourquoi toutes ces vies perdues, je les prends sur moi, je les porte en moi avec respect et compassion et mon v?u est de continuer a les faire vivre par ma danse




" Stone "

- I am a stone, just a fragment of the cosmos. -A stone took a long, long time to form. Born from the earth, a stone holds the plants seeds,
small creatures and the carcasses of animals. Taking root,
a tree grows large taking nourishment from the sunshine and the earth.
Just a single stone can be proof that everything in this world is linked.
I dance the past and the future of this small stone’s life. 

Je suis une roche, un simple fragment de l’univers.
Nee de la terre, la roche se forme tres lentement, prenant corps grace a des elements vegetaux et animaux. Les arbres quant a eux, etirant leurs racines, s’elevent grace a la lumiere du soleil et a la richesse de la terre.
Finalement, cette roche apparait comme la preuve qu’en ce monde, tout est lie. Et c’est l’existence passee et future de cette roche que je danse.
“Stonea ete interpretee a Paris, Avignon, Varsovie, New-York, Vienne, Berlin, Minsk, Pondichery, Londres ou encore au Centre de Recherche sur le Buto de Kazuo OHNO.

<Reservations >
 Espace Culturel Bertin Poiree
ASSOCIATION CULTURELLE FRANCO-JAPONAISE DE TENRI
 
http://www.tenri-paris.com/ 
8-12, rue Bertin Poiree 75001 Paris  
(metro : Chatelet, Pont-Neuf )
Tel : +33 (0)1 44 76 06 06    E-mail :
ecbp@tenri-paris.com 


2011年10月12日水曜日

Report from the South France nature side workshop 2011 September




Every summer in the South France, we make residency JINEN Butoh workshop. In this  natureside workshop in Pyrenees in September, we had deep dance moments every day in nature. We danced with flowers, trees, forests, rocks, sunrise, rain, wind, insect, animal ....

毎夏、南仏のピレネー山脈のふもとで 野外じねん舞踏ワークショップをレジデンシーで
行っている。今回も9月に行った一週間のワークでは、毎日野原で、花と踊り、木々と踊り、森と踊り、石と踊り、日の出や 雨や 風や 虫や 小さな生命と一緒に毎日踊った。

One afternoon we had work in the cave. We walked into the cave with small candle, and spent intimate total darkness dancing time there. With opened eye, we see only darkness. We breath, feel the air around us, our body and the darkness around us became one body. We feel we came back in the body, mother's womb.
We move our body in the darkness and feel infinite time and space.
When we walked back again to exit, we stayed before exit and made voice and danced at the space inbetween darkness and brightness.  It was really peaceful and precious moment.
And we want to remember that we were all born from that darkness into bright light.
And also inner our body, darkness is always there with us. The infinite time and space is always there with us.


ある午後のワークで、私達は洞窟へと入った。
小さな蝋燭4本のみで 洞窟の中へと皆で入っていった。そして、最後には蝋燭の明かりも消して
完全な暗闇の中で踊る時間をすごした。目を開いてみえるものは闇のみ。
呼吸し、まわりの空気を感じ、身体と自分を包み込む闇とがひとつとなる。
その時私達は身体の中へとかえっていく、そこは母親の胎内なのかもしれない。
暗闇の中で身体をうごかし、終わりのない時と空間を体験する。
そして、また洞窟の外へと戻っていく。完全に外へ出る前にしばらくの間、暗い空間と外の明るさの
間のスペースで声をだし即興で踊る時間。
それは、とても安らかでそして愛おしい感覚を与えてくれた時間だった。
そのときに感じたこと、そして覚えていたいことがある。
それは、私達は皆この暗闇から光のなかへ生まれ出た命なのだということ。
そしてまた 私達の身体の中にはいつもいつも暗闇がともに存在している。
そして、終わりのない時と空間もまた私達とともに存在しているのである。